サイゴン市内の犬


犬そのものや犬種の好みは人それぞれだと思うのですが、サイゴンはワタシ的に、世界一かわいい犬オンパレードの国です。
スムース(短毛)好きなワタシにはたまらないヤツがうようよいるっていう見た目的なところもあるのですが、なんていうか飼われ方がドライでいいですね。人も犬をてきとうに飼ってるし、犬も人に依存せずに暮らしてる感じがします。えさくれなくなったら、とっとと出ていきますから。みたいな。
それにしてもこの黒いやつ。なんでまたキャッチーに2匹で…。
手のひらでつるつるうりうりしたい…。

これもいいですね。しっぽがしゅっと長くて、顔も凛々しいです。

そしてこれ。

なんですかこの迷惑そうな感じ…。
べろでベロベロしてえ…。

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ミトーの貝屋


サイゴンへ帰ったその足で、こんどは南部の街へ移動。メコン河沿いに開けるミトーという街に1泊しました。
これは夜飲みに出かけた貝専門の屋台で食べたおつまみ。ベトナムにはこんな感じの貝屋さんが点在していて、赤貝やミル貝やはまぐりやほたてや見たこともない感じの貝を蒸し・焼き・炒めなど、いろんな料理で食べさせてくれます。
と言いつつ、この手のお店はベトナムならではでありつつもそんなに数が多いわけではなく、サイゴンでもおいしいところは1軒に決まっていて、滞在のときは必ず行くことにしています。

これは貝屋台のなかでもワタシがいちばん好きなメニュー。はまぐりのレモングラス蒸しです。
塩をふったはまぐりを、大量の生のレモングラスを入れた土鍋で蒸している料理なのですが、この蒸し汁が最高においしい。どちらかといえば貝よりも蒸し汁を飲むために注文しているようなもので、汁が余れば水筒に入れて持って帰りたいくらいイケてます。

宿泊した古いホテルから見たメコン川の夜明け。

ちなみにワタシはこの写真を撮ろうとして欄干によじのぼって叱られました。古いホテルでは自殺行為なんだそうです。

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ベトめし超凡例


ベトナム出張中の主人が今日のごはんの写真を送ってくれました。
これぞ!ベトナムローカルのごはんのおかず凡例メニュー。
真ん中にあるのが豚バラの煮込みをスライスしたもの。あとは左上から時計まわりに、なすの漬物。メンマ。スペアリブの醤油煮込み。ごはんの左側が魚のすり身のかまぼこ。
ワタシが見るに、ベトナム料理の区分は、
フォー/ブン/チャオ(お粥)/バンミー・オプラ/皿メシ⇒朝食
上記の写真みたいなもの/皿メシ⇒昼食&夕食&居酒屋のおつまみ
バンミー/生春巻き/揚げ春巻き/バンセオ⇒おやつ的スナック
そんな感じです。

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すり身の皿めし


ホーチミン郊外の皿めしは前回で最後かと思ったら、まだありました。
魚のすり身を固めたものが載ったごはん。私はここのお店以外では食べたことがないのですが、皿めし屋にはよくあるおかずらしい。
味というか食感が“でんぶ”みたいな感じで、個人的にはおかずだけ食べるにはおいしいけど、ごはんと一緒だとややボソボソする感じ。

恒例の豚肉たまご煮込みごはん。ここは盛りも豪勢で、おかずの量もたくさんありました。
皿めしは店によってクオリティがまったく異なり、安くてうまい店と、高くてまずい店の差がはげしい。おいしい店を見つけたとしてもお店がなくなったり新しい店ができたりと回転も早く、ココがおすすめ!という感じで紹介できないのが残念といえば残念なところ。
ちなみにウチ夫婦は日本で唯一のベトナム皿めしソムリエなので、一緒に旅行に行っていただける方がいればそのへんは得します。

これはファンティエットで朝食べたお粥だろうか。特別おいしかった記憶もないけど、酒を飲んだ翌日はお粥が食べたいものです。

これも、ファンティエットからホーチミンへ帰る道すがら。
両脇にゴム林が続きます。

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ゴーヤのスープ



ファンティエットからサイゴンへ戻る道すがらのカフェ。
トイレに行きたくなる度に、道沿いのこんなカフェに寄ってはコーヒーとかビールとかを飲みました。そしてまたトイレに行きたくなる…。
写真に写りこんでいる犬は恐らく野良なのですが、ワタシはこの旅でベトナムの犬のかわいさに目覚めもしたり。日本のペットと違って過保護じゃないから、なんていうか生きかたが自立していていいんです。ベトナムの犬。

サイゴンに戻ると値段が高くなるから。ということで、市外で最後に食べた皿めし。
これは厚揚げの中に、ひき肉のおいしいやつが入っていて、これらをぐちゃぐちゃして食べるのがもうおいしくておいしくて…。

こちらは豚肉たまごごはん。
淡白な豚肉の赤身と、あひるのたまごを煮込みにしたものは、ベトナム滞在中に作ってみたりもするくらい好きなメニューでした。

これは鶏?だか豚?だかがべースになったスープの中に、肉詰めのゴーヤが浮かんでいるスープで、ローカルな食堂ではポピュラーなメニューです。

お腹がふくれたらさっさと走ります。の図。
こういう写真のときは、都会のベッドタウンの大通りを駆け抜けている時だと思われます。サイゴンを超えてさらに南へ。

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ファンティエットのえび


ファンティエットの街中にある飲み屋で食べたえび。茹でえびに、ライムを絞った塩・コショウをつけて食べます。
ベトナムはフーコック島がコショウの産地だったりもしますが、塩とコショウが新鮮でおいしい。これにライムを絞ったものをたれにして、けっこう何でも食べていました。

これは揚げ豆腐にえび味噌をつけて、葉っぱでくるんで食べるおつまみ。
ここには写っていませんが、どこの食堂に行ってもかごいっぱいの大量な葉っぱ類がついてくることが多く、生野菜をばりばり食べながら食事をするのがベトナムって感じなのです。
そういえば日本でもベトナム料理は定着した感がありますが、やっぱり本場の味にはなりずらく、どうしても「ベトナム風」になっているところが多い。日本のも十分おいしいからいいんだけど、どうしてそうなるかというと現地の料理は日本では手に入らない食材がたくさん使われているからで、特に生野菜関係は輸入とかしづらいし原価が高いしで、日本では再現されないのだと思われます。
その点、中国やタイ料理は油と唐辛子で何とかしちゃってるところがあるので、再現度が高いし、むしろ日本のほうがおいしいなんてこともありますね。

またいかです。
海沿いにきたらとりあえず、えび・いか・かに系は食べておかないと。

ファンティエットの港沿い。
海には左にあるかごみたいなのに乗って、一寸法師状態で漁をする人がうようよいてかわいかったです。ワタシも乗ってみたい。

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ファンティエットのいか


ファンランから南へ下った海沿いの街、ファンティエットの食堂で食べたいか。これはプリプリしていてまぢうまいいかでした。
小皿に載っている唐辛子はテーブルにデフォルトで置いてある場合が多く、これをかじりながらおかずを食べるとピリ辛になっておいしいのです。
ファンランはヌクマム(ナンプラー)の産地としても有名で、この時道すがらの商店で1リットル入りのヌクマムを買って持って帰りました。が、うますぎてその後3ヵ月で使い切ってます。もっと買ってくればよかった。
ホントにおいしいヌクマムはちゃんと魚の出汁の味がして、炒め物やスープ、たまごごはんや納豆ごはんがこれ1本で格段にうまくなるっ!これを覚えてしまうと日本で売っているちっこいヌクマムがただの塩水に思えます。

ファンランからさらに南へむかう道中。
雨に降られた時は相当きつかったですね。寒いし濡れるしオシリは痛いし・・・。

重たい雲と赤土むき出しの地面が

ひたすら続きます。の図。

雨に濡れながら走行中に自分撮りをするばかな私。顔が笑ってません。

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ファンランのいか


ファンランという田舎町の食堂で食べたイカ。
軽い塩味がついたイカにネギ油がかかっているだけの薄味なイカで、唐辛子を入れたナンプラーを付けながら食べます。イカのわたがあんまり好きじゃないので、普通においしかったけど軽くスルー。

ダラットからファンランへ行く道すがら。こんな田舎道や

こんな街を通りつつ

ファンランの運河を走る私たち。
ちなみに、このバイク写真シリーズはぜんぶ走行中に自分撮りをしており、この頃にはフレームインがかなり小慣れてきています。

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ダラットからファンランへ


ダラット滞在の最終日、お粥屋さんでビールを飲む私。ベトナムって南国なイメージがあったものの、高原は寒い…と思った夜です。

ダラットを出発し、山道をひたすら下って海へ向かいます。何度も言うようですがこんな南国&田舎チックな景色のなかをバイクで走るのはそれは気持ちがいいものですが、とにかくお尻が痛くてね…。

移動の途中で食べた皿メシ。破砕米に、目玉焼きとネギ油をのせただけのものなのですが、私は皿メシの中ではこれがいちばん好きで。。。バン・ミー・オプラと同じですね。
※破砕米=長粒米を砕いたようなお米で、ベトナムではポピュラー。結局は半端米だと思うのですが。サイゴンでは「Broken Rice」とか言ってメニュー化しているお店もあります。

山の中腹にて。家畜用の牛が道端で散歩している合間をぬって、山を下るの図。最初は牛にびっくりしたものの、これ以降は慣れてしまい、牛に反応することもなくなります…。

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華南のシュウマイ


日曜日は夜更かしできないので、昼からビールを飲むものです。
写真は広東、広州など、華南中国で食べられているシュウマイ。気候が温暖な地域だからか、具に油をあまり使わず、薄い皮で仕上げた感じが特徴だそうです。
作り方は、バラ肉スライスを中華包丁などで徹底的に切り刻みながら、粘りが出るくらいのひき肉状にします。
そこに、塩・しょうがの絞り汁・ごま油・白ネギのみじん切り・乾燥椎茸と干しえびを一緒にもどして、みじん切りにしたもの・それをもどした汁・あれば紹興酒(なければ麦焼酎)・あれば中国醤油(なければキッコーマン的なもの)入れてしっかり練ったら、最後にコーンスターチもしくは片栗粉を入れてひとまとめに。
皮は市販のシュウマイの皮を使い、てきとうに丸めて蒸します。種さえおいしくできていれば、見た目や包み具合は特に気にしなくていいとおもいます。

こちらは、上記のタネにウコンの粉と生ウコンのみじん切りを加えたもの。ウコンは、粉だと日本でも手に入りやすいけれど、生ウコンはなかなか見たことがないですね。今回は、ベトナムで買ってきたものを保存しつつ、ちびちび使いました。

ウチのシェフ近影。

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